統計学【T検定】対応あり

対応あり?対応なし?

 

今回もこちらの本で勉強させていただきました。

 

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では今日は第5章について。

前回と同じT検定の続きではあるが、今回は、「対応あり」について!

 

この対応あり、対応なしってのはいったいなんだ?

つまるところ、この対応あり、というのは

「その前後で比較することに意味がある」ということを言うらしい。

例えば、A子さんに2種類のハンバーガーを食べてもらって、どっちがおいしいか

数字を付けてもらう、とする。

その時、Aのハンバーガーの点数からBのハンバーガーの点数を引くことは

とても有意的な数字になる。

この状態をどうやら対応ありというらしい。

 

対応ありバージョンと、対応なしバージョンのTの値の求め方がちょっと違うので、

公式を書いておく。

 

対応ありバージョン

              T = (標本平均A - 標本平均B) ÷ √標本分散 ÷データ数-1

 

 対応なしバージョン

 T = (標本平均A - 標本平均B) ÷ 

         √不偏分散 ÷ 標本データA-1 + 標本データB-1

         × 標本データA + 標本データB

 

そして、いつもの様にこのTの値が出たらT分布表を使って、

ある信頼区間の中の値を見て、帰無仮説・対立仮説が採択・棄却なのかを

ジャッジする。